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zoom RSS No19 企業風土を変えていくには

<<   作成日時 : 2009/11/05 14:36   >>

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前回のブログで、企業の風土や文化を変える難しさについてお話をしました。

しかし、時代の変化に対応して会社や自分が生き残るために、
どうしても変わらなければならない時、どんな方法を取れば、
変わっていくことが出来るのでしょうか?

私どものようなコンサルタントがお客様の業務改善に取り組む時、
企業や組織の文化や風土が、乗り越えなければならない大きな壁として
立ちはだかります。

そんな時とても大切にしている事が、過去や現状を全てを否定するのではなく

「残すべきものは残し、変えるべきものは変えていく…」

という考え方です。

「自己を否定せずに変えてこと」

事が、後戻りしない変革をするためには大事だと思います。

では、そんな方法をどうすれば取れるのか・・・

変わられたお客様は、何を切欠に、どんな出来事で変わっていったのか…

今回から数回に分けて、そんなお話をしたいと思います。


< 風土や文化はパターン化された言動ループ >

風土や文化は、何か明文化されたものがある訳ではなくて、
その組織や会社に属している人間が、作り上げ体の中に保持しているものです。

ですから、形成された風土は、人間の思考行動パターンに深い関係があると
思っています。

では、思考行動パターンとはいったい何なのでしょうか?
少し簡単な例を挙げてお話をします。

お母さんは、自分の子供が友達に怪我をさせた時、
どのような言動を行うでしょうか?

まず、子供や関係者(先生や相手の親)から事の経緯を聞き(見聞)、
人様に迷惑を掛けたと考え(思考)、子供を叱ります(発言)。

それでも子供が理解しない時は、叩く(行動)という動作、
もしくは泣くという行為(感情的?行動)に出ます。

言動の順序を整理すると、

 見聞きする ⇒ 思考する ⇒ 発言(意見)する ⇒ 行動する

と云うことになりますが、これは、人間が物事に対処する際に行う
基礎的な動作順序です。

しかし、同じような事を何度も見聞きするようになると、順序を変えたり、
過程を飛ばした行動を行うようになってきます。

やんちゃ坊主のお母さんは、口よりもまず手が早く出てしまい、
叩いた後から考えて発言する…という言動に変わっていきます。

そして、さらに進むと、悪いことをしていなくても、兆候があれば
取り合えず頭をゴツン…日常の挨拶代わりの行動と変化して行きます。

この言動パターンが、親から子へ、子から孫へと引き継がれて行き、
その家の家風、つまり風土や文化となって行きます。

今時そんな家など無い…と笑われるかも知れませんが、どんな家にも
独特の習慣や癖があります。良い悪いは別にしてですが…

最初は戸惑い、試行錯誤しながら対応していた物事に対して、
同じような出来事に対しては、だんだんと対応がパターン化して行く…

これが企業や組織の独特の文化や風土を作り上げる原因だと思います。


< 変化していくためには >

研修などで考え方ややり方を学んでも、その時は理解したつもりだったんだが、
実務に帰ると…

総論は賛成、やるべきだ、やろうと賛同を得るのだが、なかなか実践できない
もしくは実践しても続かない…

先ほどの動作パターンの4つの要素で申し上げると

「思考」と「発言(意見)」の要素を、意図的に変えることは簡単ですが、
 直ぐに元に戻る事が多い

と云うことになると思います。

また、子供や新入社員の教育のように形から入るやり方もありますが、

(「行動」の要素から変える、所謂、習うより慣れろです。
  真似るべき相手(企業など)があれば有効なのですが…)

悪い習慣まで模倣したり、なぜそのような行動を取っているのかという理由、
つまり「思考」と「発言(意見)」について納得せずに行動するので、長く続かない
という事を引き起こします。

では、どうすれば良いのでしょうか?

「風土や文化は、発生した物事に対してパターン化した言動様式である」

と云うこと思い出して下さい。

動作パターンの入り口である「見聞きする」ことが同じであれば、どうしても
これまでと同じような行動パターンになってしまいます。

ですので、私が最も気をつけているのが、

・ これまでと違う角度で物事を「見聞きする」

と云うことです。

しかし、これが難しい…

人はどうしても、自分の過去の経験に照らし合わせて
物事を見聞きしてしまいがちになります。ほとんどの企業や組織が
目の前の事が見えていない、視点の「固着」を起こしています。

ですので、私のような外部の人間が、企業の業務改革支援を行う時、

お客様、自分達の商品や技術、組織のルールなど、自分達が
一番よく知っているはずの物事を、違う角度から見てもらう

事から始めます。

見聞きする事が変われば、習慣も変わる…から?

いいえ、一度身に付いたものは、そんなに簡単には変わりません。
風土や文化を変えていくためには、

・ 変化するための強い動機がいる
・ 自分の見聞きした経験に勝る動機はない


と思っています。ですから、まず最初に

なぜ変わらないといけないのか…の理由探しの行動が必要なのです。

「当事者が自分の目や耳で日頃の物事を違う角度から見る」という行為を、
私の場合はとても大切にしています。

次回は、違う角度で物事を見る方法についてお話をしたいと思います。

以上

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