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zoom RSS No25. Q&A集3 「日本が世界で生き残っていくため」には

<<   作成日時 : 2010/03/04 13:21   >>

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毎日頑張っているのに、給料は増えないし、税金と国の借金は増える一方・・・
僕達の将来はどうなるのでしょうか・・・とお悩みの若いお客様からの質問です。

< お客様からの質問 >

今後日本が世界で生き残っていくためには、何が必要でしょうか。

< 回答 >

非常に大きなテーマですね。様々な方々が、国家や企業として
何をすべきかについてご意見を述べられていますが、
私見として回答させて頂きます。

人間がどんなに進化しても動物の一種であることに変わりはありません。

ですから、これまでの生物の進化にご質問の答えのヒントがあります。

どんな動物でも、生き残る条件は2つだと思っています。

@ 他者より優れている点がある
A 環境変化に適合出来る

それぞれについて、お話をしてみたいと思います。


< 日本の優位性について >

国家や企業もバラシテみれば、個人とその集団に帰着しますので、
この2つを個人または集団で実現することが必要条件です。

日本人、もしくは日本という国が他国に比べて優れているものは、
『心配り』 『粋と匠』 『安心信用』などの文化的要素だと思います。

つり銭に手を沿えて返してくれる店員さん、ムーンウォークが出来るロボット、
盗まれない街角の自動販売機、ゴミが落ちていない道端 ・・・

日本は他国から見れば不思議で理解できないけれど、一度住むと多くの外国人を
虜にしてきた人種であり国です。

余談ですが、第二次世界大戦の終結時に、日本が占領されなかったのは
チャーチル首相が『武士道を精神に持つ日本を尊敬していたから』と云われています。

これまで、安くて良い品質の商品、ものづくりで他国優位性を確保してきた
と思われがちですが、その背景には日本独特の文化的要素があったからだと
云うことを多くの人が忘れています。

コストダウンや新技術の開発も大切ですが、この文化的要素をしっかりと
織り込んでこその優位性だと思います。)

(世界的に寡占的にシェアーを取りつつある日本のアニメにはこれらの要素が
 織り込まれています。)

(ガラパゴス商品と言われた、日本人の独特の感性で磨かれてきた携帯電話、
 新幹線などが今後輸出商品となると思われます。)

QCDの視点だけではなく、『日本人の感性という視点』が他国優位性を図るもの
だと思います。

外国企業、特にアジアの企業と付き合うと、意匠や技術、ノウハウが盗まれる…
と危惧されている方も多いと思いますが、形はコピー出来ても

・ 風土や歴史的な文化蓄積から来る『感性』

は容易くは真似できません。

しかし、高度成長期を遂げた日本がこの数十年で失いつつあるものでもあります。

もう一度、日本が持つ本当の良さについて再認識すべきだと思います。

繁栄ありて誇りなし…そんな国家や民族は永続しないと思います。


< 環境変化への対応 >

多くの生物が環境変化に遭遇したときに取る行動は、

『集中/排他』『分散/深化』『混合/同化』

の3つだと云われています。これを人間社会に置き換えると

@『集中/排他』とは、

 ・今までと同じような環境の所に集まる。
  (老人会、オタククラブなどが例)
 ・排他的な環境にする。
  (鎖国や権益ビジネスが例)

A『分散/深化』とは

 ・様々な場所に分散して生き残る確率を高める。
  (移民や殖民などが例)
 ・分散した場所でコロニーを作る。
  (世界各地にあるXX人街などが例)

B『混合/同化』とは

 ・多種と交配して雑種化する
  (民族や主張のぶつかり合いが新しいものを生む、ダイバーシティ)
 ・強いが弱いを取り込む
  (軍事力などを背景にした宗教や文化の伝道)

( 歴史上、アメリカなどの欧米国が取ってきたのはBの施策、
  中国などのアジア国が取ってきたのはAの施策です)

では、日本は如何すれば良いのでしょうか?

現代社会において、その国が持つ資源は、

『人材』、『もの』、『金』、『情報』

の4つに分けられます。

日本には天然資源が少ないこと、そして金融資本を外国メジャーに
牛耳られていることを考えると、人材と情報を活用する方法しかありません。

日本は、人そのものを取り込んで混合つまり他民族国家になることは
非常に下手な国ですが、古くは中国、明治維新後は欧米各国の
『文化や技術』を積極的に取り入れて、自分達のものとすべく深化させてきた
国です。

『Japan is No1、We are The Best 』という幻想は捨てて、BRIC's諸国を
遅れている国と思うのではなく、

・もっと積極的に先進国以外の他国家や民族の考え方や文化を取り込むこと
 (日本のように主義や宗教で情報統制されていない国は珍しいと思います)

・それを日本人の技術や感性で深化させてより強いものにすること
 (KAIZENやHOSHINなど品質管理などは、まさしくこのやり方で深化したものです)

といった日本の原点に戻って行動する事が重要だと思っています。

コーラや車のように、自国仕様を資本に任せて他国に押し付けるのでなく、
他国の文化や考え方を受け入れて、日本の技術や感性で、
他国に今あるものを、もっと便利に簡単に、もっと美しく綺麗にしていく…

そんな深化による『混合/同化』の取り組みが重要だと思います。

以上

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