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zoom RSS No45 なぜ学んだことが身に付かないのか 2

<<   作成日時 : 2013/08/02 20:32   >>

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新しい知識を、スキルとして身に付けて成果を出していくためには
日々の仕事の中で実践していく必要があります。

しかし、多くの方がせっかく研修などで新しい知識を学んだのに、
仕事で活かせずに終わっておられるように思います。

若い方は『 試す機会や場 』が少ないからと言われますし、、
中堅以上の方々は忙しくて『 取り組む時間 』が取れないからと言われます。

しかしこれらは『 やらない言い訳の一つ 』に過ぎません。

ではやれば出来るのかというと、そうは問屋が卸しません。
どんなにしっかり学んでも、学んだだけでは、実践するのが難しいのです。

いざ新しい事をやろうとすると、『 あれ?どうするのだっけ 』と
自分の知識不足や理解不足にぶつかり、

なんとか自分なりに工夫をしてトライしていくと、
『 こんな時はどうするのか、結果はどう判断すれば良いのか 』
といった多くの壁にぶつかり、

それでもやり続けていくと、
『 どこまでやれば良いのか、いつまでやれば良いのか 』
先が見えない不安にかられます。

いったい何が足らないのでしょうか?

どうすれば最後までやり続けることが出来るのでしょうか?

今回は『 新しい知識を、実践して。身に付け、成果を出す 』
ためのアドバイスをさせて頂きたいと思います。


■ なくて七癖あって四十八癖 知識不足と理解不足

まず多くの方々の、研修では理解した(つもり)という所に
大きな落とし穴があります。

私どものような凡人から歴史に残るような天才まで、
人は誰しも『 癖 』というものを持っています。

貧乏ゆすり、ツメを噛む、後頭部をなでる・・・といった所作癖から
基本的には、要するに、ぶっちゃけ・・・といった口癖まで

人って本当にいろいろな癖を持っていますよね。

そして、人の癖は、体の動作だけでなく、頭や心の動きにもあります。

「考え方」「物の見方」「感じ方」など、一般的には性格と
言われているものの多くが、実は『 頭や心の癖 』なんだと思います。

この頭と心の癖は、何せ癖ですから、自分では気付かずに(無意識)、
様々なその人の行動に影響を及ぼしています。

研修などで新しい知識を学ぶ時、偏った理解をしてしまっていることを
多くの人が忘れています。

論理的な思考が癖の人は、動機づけや心の持ち方に関する内容について
どうしても理解が浅くなってしまいますし、

緻密で着実な思考が癖の人は、どんなに斬新でも実績のない内容については
最初から拒絶してしまい理解そのものが抜けていますし、

人の気持ちや立場を重んじる思考が癖の人は、論理的な方法論について
理解が難しかったり(確かに小難しい)、客観的な評価や考察の方法よりも
自分の主観的な意見を重要視してしまいがちになりますし、

革新的で常に新しい切り口の思考が癖の人は、作業の細かい点や着実性を
あげる(見直しなど)内容については、どうしても欠落してしまいがちです。

また、理解だけでなく、既に持っている知識にも同じような傾向があります。

『 三つ子の魂百まで 』と言われているように、頭と心の癖は治りません。
ですから、理解が浅い領域の知識や、踏んできた経験(スキル)は、どうしても
浅いままなのです。

新しく得た知識に理解の偏りだけでなく、これまでに得てきた知識でも同じような
偏りがある訳ですから、当然ある領域について試行しようとすると

『 どうするんだっけ 』と悩むことになりますし、

それを自分なりの方法で切り抜けようとしても、元々がその領域の知識や経験は
浅い訳ですから、良い解決策が見つかろうはずがありません。

ですから、新しい知識を実践して自分のものとして身に付けるためには

@ 自分はどんな頭と心の癖を持っていて、どんな領域の知識と経験が
  浅いのかを知っておくこと


 ⇒ 『 己を知りうる者は賢者なり 』という諺を忘れないで下さい

 ※ @の自分の癖を理解する方法として、ハーマンモデルによる診断方法があり
   ます。弊社の研修などでは、簡易診断シートを使って理解をして頂いています。


A 自分が不得意とする領域については、それが得意な人にアドバイスを
  受けるようにすること


 ⇒ アドバイスを貰うべき人は、自分とは正反対の性格や経験を持った人となり
   ます。ですから多くの人がアドバイスを受けようとしませんし耳も貸しません。
⇒ 耳の痛い指摘をしてくれる人こそが、自分の成長の最大の支えとなってくれる
   ことを忘れないで下さい   

B どうしても分からない、出来ない所は、得意な人の真似をすること

 ⇒ 頭で理解しようとせず(そもそも理解がしにくい領域なのですから)、
   体で憶えること
 ⇒ つまり、得意な人の、口癖、説明の順番、使う文字など
   目に見えるもの、耳に聞こえるものそのものを真似ることです

ということが重要な要素となります。


■ 知識と知恵は違うもの

しかし、いくら知識不足と理解不足を補っても、実践していくと
必ず壁にぶち当たります。

実は研修などで学ぶ多くの知識には、

・ 実践する際のコツが含まれていない

ことがほとんどなのです。

なぜかというと、実践のコツとは、実際に実践してきた先人達が
あの時はああした、この時はこうしたといった経験に基づいた知識で、

実は単なる知識ではなく、先人達の『 知恵 』なのです。

知恵とは、個人に依存しているもので、全てのケースや人に当て嵌まる
ものではない場合が多いですし(体系化が難しい)、

また、そもそも個人の経験からきているものですから、上手く表現出来ない
ものも多いのです(可視化が難しい)。

知識と経験が豊富な先人達は、具体的な場面に立てば、様々な貴重なアドバイスをしてくれますが、汎用的な質問をしてもありきたりの回答しかくれません。

一般的な法則、文章や言葉として可視化しにくいのが『 知恵 』なのです。

つまり、知恵とは教えたくても上手く教えられないもの、先人達の言動から盗むものなのです

では、どうすれば盗めるようになるのか?

研修などでお伝えしているのが、

・ 学ぶ(知識)と盗む(知恵)を分けて取り組む

ということです。

皆さんは、何が学べるのか、何は盗まなければならないのかを知っていますか?

新しく得た知識を、自分のものにしようとして実践するためには

・ 準備 ⇒ 判断@ ⇒ 実行 ⇒ 判断A ⇒ 結果

というワークフローが必要となりますが、

・ 何を準備すれば良いのか、どういう方法で実行すれば良いのか

については、研修などで知識として教わることが出来ます。(学べる)

しかし、現実には、十分な準備資料、人の支援、工数などを確保できる
ケースはなどはほとんどありません。最初の壁は

『 少ない準備ではどのような実行方法を取るべきかの判断 』

が必要となります。この判断こそが知恵なのです。(先人達から盗む)

また、続いての壁は、実行したのは良いけれど、

『 どんな進捗であれば、そのまま実行してOKなのかの判断 』
『 どんな途中結果であれば、違う方法でやり直すべきなのかの判断 』

といったこととなります。これらもまた知恵なのです。(これも先人達から盗む)

繰り返しになりますが、知恵は、座っていて教えて貰えるものではありません。

教える方(先人達)も、具体的に聞かれない限り、その場に居合わせない限り
上手く答えようのない内容、それが知恵なのです。

では、どうすれば知恵を盗めるようになるのでしょうか

■ 先人達の知恵を盗むためには

OJTなど現場を共有する場合には、

まず、先人達の一挙手一投足、手足の動きだけでなく、
目の動き、口の動き、表情、言葉尻に至るまで、じっと観察すること、耳を傾けること。(私などは1か月ぐらいは、ひたすらじっと観察をします)

そして、その時期が過ぎたら、その場で質問する、一日を振り返ってまた質問するなど、先人達の行動の背景にあるものを、シツコイまでに質問をすること。
(なんで、なぜ、どうして・・・幼稚園児のように質問を繰り返します)

といったことが知恵を盗む方法となります。

しかし、研修などで新しい知識を学ぶ場合、講師の先生と現場を共有出来ません。

どうすれば良いのでしょうか?

まず、自分の置かれている状況や経験が、講師の先生に出来るだけイメージ
出来るように説明をしてから、わからない点、特に判断にまつわる内容について
質問をするようにして下さい。

次に、講師の先生の回答から、どこを見ているのか、いつ見ているのか、
なぜ見ているのか、どう見ているのかといった内容(思考や行動のポイント)を、
抽出(キーワード化)して、自分の例に当て嵌めてみて、
しっくりくるものを知恵として盗みます。

大切なことは、先人達の話の中にある様々な言葉の中から、思考や行動の
ポイントとなる点をキーワードとして抽出することを心がけることです。

最初は、何のこっちゃとわからないかもしれませんが、何度かやっているうちに
相手の言葉からキーワードを抽出する耳になっていきます。

そして、盗めた知恵は、必ず、皆さんの実践の壁を乗越えるヒントとなります。



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