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zoom RSS 今週の一言 No9 今のチームリーダーに必要な力とは 番外編

<<   作成日時 : 2013/12/07 08:55   >>

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■ そもそもチームリーダーの役割とは何なんでしょうか

皆さんはマネジメントとオペレーションの違いをご存知でしょうか

COO(最高執行責任者)や執行役員など、最近ニュースなどでよく耳にする執行という言葉、これがオペレーションという言葉のの意味ですね。

つまり、CEOや取締役は『 経営責任 』を持ち、
COOや執行役員は実務の『 執行責任 』を持つ

ということになります。これは現場にいる皆さんの場合でも同じです。

組織であれプロジェクトであれ、マネジメントがつく役職や役割には、
経営的な視点での責任、つまり『 結果責任 』があることを意味しています。

※ マネジメントは訳すと管理ではなく経営という意味です。

一方で、現場の実務リーダーであるチームリーダーの皆さんは、
オペレーションつまり実務の『 執行(実行)責任 』を負っていることになります。

ですから、最近は大きなプロジェクトを動かしていくことが必要な企業では、
プロジェクトマネジャーとプロジェクトリーダーを分けて設ける場合も増えています。

英語で言われると何か新しいことのように聞こえてきますが(日本人の悪い癖ですね)、決して新しいことではありません。

以前の日本企業はピラミッド構造、つまり部長・課長・係長/主事・主任 といった役職階級制度を持っていました。

部長さんや課長さんがマネジメントつまり経営的な結果責任を持ち、係長/主事さんや主任さんがオペレーションつまり実行責任を持つことで、仕事を上手く回していました。

※ 鬼係長や鬼主任が現場には沢山いました。どんな無理難題でもやると決めたら最後までやりきる、そんな人たちです。

では今ははどうかと言うと、日本企業の現場には3種類のチームリーダーさん達がいます。

@ 名前の意味のままの『 業務の実行責任を負うチームリーダー 』さん
  (昔の主事さん、主任さんですね)

A 『 経営的な視点からの結果責任を負うチームリーダー 』さん、
  (昔でいうところの課長さん、名前を変えただけですね)

B 『 結果と実行の両方の責任を負うチームリーダー 』さん
  (いわゆるプレーイングマネジャーですね)

の3種類です。

最後のBタイプのチームリーダーが出現したのには理由があります。

現在の日本企業の多くが、フラット組織という名目で
係長/主事や主任という中間的な役職を廃止しています。
(外部向けの肩書には名目上残っていますが・・・)

部長1人に部下が100人、200人という組織も珍しくおありません。
それではあまりにも部長が処理すべき業務が多くなるので、
間に昔の課長職のような役職を名前を変えて(チームリーダー)置くのですが、

フラットにした組織では、昔のように実行責任を持ってくれるような主事さんや主任さんはいません。(新人からベテランまで皆担当者、だからフラットです)

現在のような、少ない人数で厳しい要求の仕事をしなければいけない労働環境では、管理職でもないのに、誰も責任を取らされる役割をすすんで引き受ける人はいません。

納期遅れやコスト超過が発生した時、それが例え指示した上司や作業をした担当者が原因であっても、仕事が上手く行かない責任は、実行責任者が取らされるのが目に見えているからです。

レビューや打ち合わせの席で、部長や役員から厳しく追求され、最後には能力無しと烙印を押されるのです。そんな役目は誰だって嫌です。

しかし、誰かが実行責任を持ち業務の指揮指示していかないと、チームはそれこそ糸の切れた凧のようにバラバラとなり、納期は守れないコストは超過するどころか、若手担当者は悩んで病気になる、ベテランは自分の仕事を済ませたらさっさと帰ってしまう・・・そんな状態に陥ります。

だから、チームリーダーは実行責任をも負わざる終えない状況になります。

しかし、本来の役割である結果責任を軽減してもらえるのかというと、そうではありません。
経営層や部長からは経営的な視点からの管理業務や人材育成などのマネジメント業務が必ず求められます。

つまり、Bのタイプのチームリーダーは、昔の課長職と主事主任職を兼務している状態に置かれるのです。

結果責任と実行責任の2種類の異なる役割を1人で果たせれば良いのでしょうが、それを出来るひとはほんの一握りだと思います。

経験上、部下が10人を超えてくると、よほどのスーパーマンでも無い限り、どちらかがおざなりになります。

そして、現場は何と言っても業務を実行することが最優先事項ですから、チームリーダーは以前の主事や主任さんのように、実行責任を優先することになるのです。

※ 俺は管理職だから実行責任は持たないと言い放つことは簡単です。
  しかし、それでは仕事が回らなくなりますし、うちのチームリーダーは
  現場を見ない、上のご機嫌ばかり見ている、指摘をするだけで何もしてくれない
  まるで評論家のような人だと総スカンを喰らいます。

※ さらに設計開発部門のように、チームが専門職の集団の場合は、
  実務が出来る人がチームリーダーになるケースが殆どですから、
  逆に実行責任を果たす方が容易ですし、本人も楽なはずです。  

部長さん達の『 うちのチームリーダーは担当者のような仕事ばかりする 』
という嘆きの本当の原因は、ここにあると私は思います。

■ これからのチームリーダーとは

では、@やAのタイプだけにしてしまう、つまり、昔のような組織に戻せば良いのかというと、そうではありません。

フラット組織の元々の意図(階層が多くなると意思伝達が難しくなる、小回りが利かなくなるなどの問題を解消するために組織を変えた)に反することになりますし、

今は、市場の多様なニーズと速い変化のスピードに合わせるため、多くの企業が、小規模チーム短サイクルで仕事を回していく方向へと舵をきっている時代です。

※ 少人数のチームで2種類のチームリーダーを置いたら、それこ担当者よりチームリーダーの方が多い組織となります
※ 昔のように100人単位でプロジェクトを行うような仕事は、今はほとんどありません

では、どうすれば良いのでしょうか

管理職、一般従業員といった身分に関わらす、Bのタイプのチームリーダーで、仕事が上手く回るようにしていくことが、これからの企業では重要だと思っています。

※ 俺は単なる一般従業員だから、チームリーダーだけど結果責任なんて取る必要はないと考えていたら、これからの企業では要らない人になっていくと思います。

※ 現場の最前線のチームが、経営的な視点からの結果責任と、どんな壁に遭遇しても乗越えていく実行責任を持っている企業こそが、これからの時代を生き残れる企業だと思います。

そのためのスキル、それこそがこれからのチームリーダーに必要なスキルだと思います。

特に、仕事の中で最も工数がかかる、PDCAサイクルの、実行(Do)、評価(Check)、対策分析(Action/Analyze)の段階での結果と実行の責任を果たすためのスキルの向上が重要となります。

従来通りのやり方で仕事をしていては、チームリーダーとしての職責は果たせない、仕事が回らなくなることを、これからチームリーダーになっていく皆さんには、強く自覚して頂きたいと思っています。

前置きが長くなりましたが、実行、評価、対策分析の段階での必要なスキルについて、次記事にて詳しくお話しをしたいと思います。

以上

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