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zoom RSS No31. 「会社を辞めようかな…と思ったら」

<<   作成日時 : 2010/04/12 02:06   >>

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「ちょっと会いたいのだけど・・・」そんな内容で始まる電話やメールを
最近よく頂くようになりました。

何のお話かなぁ…と思って詳しく聞いてみると、

「長年勤めた会社を辞めるのだが、いろいろと相談に乗ってほしい」
「独立するのだが、転職/独立経験者としてアドバイスがほしい」
 …
そんな大変重たい内容の話です。

私自身2回の転職と、1回の独立を経験してきましたので、話を聞いてみたいと
皆さん思われるようです。

ご相談を頂いた皆さんは40代、各企業の第一線で活躍している現役バリバリの方々です。

ですから、沢山の方々とお会いしているうちに、

『 日本はどうなっているの? 日本は本当にこれで良いの? 』

っと思ってしまいました。

そこで、今正しく『会社を辞めようかなぁ…』と思われている方に、
何か良いアドバイスが出来ればと思って、この記事を書いています。


 < ポリバレント性を身に付けたか? >

ポリバレント?

元日本代表サッカーチーム監督オシム氏が使っていた言葉ですが、

『複数のポジションや役割をこなせる応用力をもっていること』

という意味です。

ただ、どのポジションもこなせるユティリティプレーヤーが重要だと
云っているわけではなく、各ポジションのトッププレーヤー、つまり
スペシャリストが身に付けるべき能力のことを指しているようです。

これはサッカーに限らず、現代の企業でも同じことが言えると思います。

従来であれば、まず一つの道を極めて『スペシャリスト』になり、
その後は、人を束ねたり指導する『マネジメント』へ進む。
これが、会社員としてそれなりに成功する一般的な道筋でした。

しかし、日本の企業を取り巻く環境が変わり、中国を代表とする
BRICS諸国と戦うために、

・既存の仕事はコスト削減のため極限にまで人を減らす
  ⇒ 一人何役もやらなければならない

・新規の仕事も少人数で最後までやり遂げる
  ⇒ アイデアを形にしていくプロフェッショナルが、
    様々な仕事をしてなければならない    
     
ことを各企業は求めるようになってきました。

まさしく、スペシャリストにポリバレント性を求める時代と
なってきました。

ですから、会社で仕事を続けるにしろ、転職するにしろ、
ましてや独立するのであれば、

一つの分野に優れているだけでは駄目な時代になってきています。

10年続けた仕事で獲得したスペシャリストとしてのスキルと、
同等のスキルを違う分野でも身に付けることが必要になって来ています。

・ 技術者なら営業のスキルを
・ 営業なら企画のスキルを

転職を考える、独立を考える時に、皆さんがポリバレント性を
自分が身に付けているかどうかを考えて見て下さい。

もし、身に付いていないのであれば、2〜3年かけて違う分野での
スキルを磨いてもよいと思います。

20代であれば身に付けるのに10年かかったスキルが、40代であれば、
本気になれば3年で獲得することが出来ると思います。

※ 頭が体がついてこない…と思われがちですが、1つの分野で
  それなりの経験をしていると、必ず違う分野でもその経験は活きます。
  出来ないのは、今更…とメンドクサイ気持ちになる、プライドが許さない
  などの心の問題です。

また、違う分野の仕事をすることによって、自分が得意とする仕事について
どこが良くて何が足りないか、第三者的に評価できるようにもなります。

つまり、本来の仕事のスキルもさらに向上するようになります。


 < 仕事で喜びを感じてるか >

また、多くの方々の本音を聞いていると、待遇(年収やポジション)に
関する不満が出て来ます。

確かにとても大切なことだと思います。お金が無くては生活出来ません。
ましてやお子さんがいらっしゃると本当にお金がかかります。

しかし、本当にそれで仕事を変えて良いのでしょうか

一部の天才的な方々を除いて、仕事というのは

『 やりたい事 ≠ 待遇 』

というのが現実です。

もし『やりたい事』を本当にしたいのであれば、
お金を稼がないでいい時間を大量に生み出す必要があります。

ですから、実家が資産家で援助が得られるか、
アルバイトでお金を稼いでヒマラヤ登山をしている登山家ように、
最低の収入で生活するという覚悟が必要となります。

そんなことが出来るのは、ほんの一部の方だけだと思います。

そんな事は、皆さん百も承知だと思います。

ですから、待遇に不満を感じている方の話をじっくり聞いてみると

「待遇に不満なのではなく、その仕事に喜びを感じられない」

という風に聞こえてきます。

前述したオシム元監督の言葉に以下のようなものがあります。

 日経新聞2007年1月31日付インタビュー記事より

『千葉の監督になって驚いたことの一つが、負けチームにサポーターが
 ブーイングではなく“次はがんばれ”と励ますことだった。

 どうもこの国には結果だけにとらわれない文化がある、ということに気づいた。

 日本には豊かであることを逆にコンプレックスに感じている
 サッカー関係者がいる。 ハングリーでないと・・・。

 でも、経済的に恵まれ、何でも選べる中からあえてプロを選んだ日本の選手には
 サッカーをする喜びがまだある。そこは欧州のカネまみれのサッカーより、
 ずっといいと私は思う。』

ですから、待遇に不満がある方に申し上げているのは、

「仕事で喜びを感じられるようにするにはどうすればよいのか」

という事です。

先人は云います

「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。
 人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」


これは、明治から昭和初期を生きた大政治家後藤新平氏が、脳溢血で
倒れた時に残した言葉です。

私も努力して、死ぬときには中程度の人間になりたいなぁと常々思っています。

待遇を嘆く前に、仕事を残すことに努力する…

そういう風に考えて頂ければ、仕事の中に喜びを感じれると思います。


以上

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