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zoom RSS 今週の一言 No2 日々の小事を楽しむ

<<   作成日時 : 2013/10/25 10:19   >>

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■ なぜ社内ウツが増えているのか

ニュースなどで、仕事の忙しさなどからストレスで心の病を
持つ人が増えているとの記事を見ることが多くなりました。

ブラック企業、企業内イジメ、追い出し部屋・・・

見ていると、ホンマかいなと思うような記事が多いですよね。

最近では、企業の第一線である40才前後のチームリーダークラスに、
この手の病にかかる人が多くなってきているとも聞きます。

不景気が長く続いたから、企業が人を大切にしなくなったからと
評論家さんたちは、盛んに書き立てていますが、本当でしょうか?

私が社会人になった頃(今から30年程前ですが)、つまり
日本人がエコノミックアニマルと呼ばれていた(世界から蔑まれていた?)時代と、
社会や企業の内実はあまり変わりが無いように思います。

深夜残業や3日徹夜は当たり前、血の小便を流してはじめて一人前
と言われた時代です。

私も月曜日から金曜日までほとんど家に帰らず、ひたすら働いていました。
たまに早く帰れる日があると、深夜まで飲んで朝帰りをする・・・
そんな生活をしていたように思います。

上司のイジメなども当たり前で、何かミスしようものなら、
書類は床に放り投げられる、灰皿は飛んでくる、死んでお詫びをしろと
ばかりの罵詈雑言を浴びせられる・・・
それが日常茶飯事の出来事でした。

では、どうして同じことが起こっていても、今は大きな問題と
なっているのでしょうか

■ 知識と知恵

昔は企業が右肩上がりの成長をしていた時代だったので、
何年か我慢すれば解消されるという期待があったから、
と言う方もいらっしゃいます。

昔の上司は口は悪いが育てようという気持ちがあったという方も
いらっしゃいます。

しかし、私は、本当の原因は、違うところにあるように思っています。

皆さんは知識と知恵の違いをご存知でしょうか?

知識は先人が獲得してきた様々な真理や法則などを学びとったもの
(外から入ってくる)
知恵とは自らの経験を通じて見出した悟りのようなもの
(内から生まれてくる、仏教用語では智慧)

仕事を効率よく上手にしていくためには知識が必要ですが
人生を上手く生きていくためには知恵が必要だと思います。

30年前と今を比較してみると、現代を生きている我々は
知識だけが豊富になってしまい、知恵を重視する心や
獲得する機会を失ってきているように思います。

恥ずかしながら私が新入社員の頃、社会の事は本当に何も知りませんでした。
大学を出たばかり、でもプライドだけが高い若造でした。

しかし、大学で得た程度の知識とプライドでは生活は出来ません。

電話一つまともにかけられない、議事録一つまともに書けないような若造は、
いつかは役に立つだろうとお情けで会社に置いてもらえていただけでした。

社会で生きていく術を身に付けたい、と心底思っていました。

しかし、インターネットなど無い時代ですから、社会のことを知るためには
先輩に頭を下げて教えを乞うか、失敗であれなんであろうが自分で
体験するしか方法がありませんでした。

※ 新聞を見ても、辞書を引いても、社会で生きる術は書いてありません。

だから、怒られようが小突かれようが、仕事を通じて学ぶことが
生きるために必要だと思っていました。

今でも、その時代で経験したことが、本当に役に立っています。
いや、今の私の物事の判断基準や価値基準を決めているといっても過言ではありません。

昔を懐かしんで申し上げている訳ではありません。

知識を付ければつけるほど(知識は知識でとても大事ですが)、
それに振り回されて、悩まなくてもよいことまで悩んでしまうように思います。

ましてやネットが発達した今の時代では、単なる噂の情報に、それが
正しいかのように書かれた嘘の情報に、振り回されているように思います。

自分の会社がブラックかどうか悩んでも、何も解決しましせんし、
イジメを受けた時、その原因を追究しても、本当の原因など誰もわかりません。

配置転換で全く違う職場に移された時、自分は捨てられた人間、
役に立たない烙印を押された人間だと悩んでも、何も変わらないのです。

それよりは、その境遇で必要な知恵、生きていくための知恵を
(その後の人生でブレナイ基軸となるようなものを)
身に付ける方が大事だと思います。

企業内ウツなど、今や社会問題となってきた問題の根本にあるのは、

『 知識を重視しすぎために、知恵を身に付ける方法を、
  多くの人々が忘れている 』

ことにあるように思います。

■ 知恵を得るためには

結論から言うと、『 知恵は経験からしか生まれてこない 』
ということになるのですが、これが難しいのです。

何かを学び何かを悟る必要あれば、イジメを受けようが虐げられようが
その場に必死で留まり、経験して行けば良いでしょうし、
心機一転、新しい境遇を求めることを決断しても良いのです。

しかし多くの人が、行動する前にちゅうちょします。

厳しい状況になることが見えている事なら尚更、
行動する前から悩み苦しみ、出来れば逃れたいと思います。

経験すること自体を拒否するのです。

それが人間だと思います。

ですから、一歩前に進む勇気を持て、悩むな行動しろとよく言われますが、

それが出来たら誰も悩まないのです。

どうすれば良いのでしょうか?

■ ゴミ出しも、また楽し

皆さんは『 小事は大事を生む 』という言葉をご存知でしょうか

小事を放っておくと、大事に至るという意味で使われることが
多いのですが、私は違う解釈をしています。

小事、つまり日々の作業や生活を楽しむ心を持っている人は
大事に接した時でも、悩まずちゅうちょせずに取り組み、
結果、人生を楽しめる

という意味に捉えています。

知恵は、どんな経験からも得ることが出来ます。
風呂掃除をしていても、早朝のゴミだしをしていてもです。

禅でいうところ、日々の生活そのものが修行である のです。

しかし、その行為を嫌だ面倒だと思っている限り、
何も得ることは出来ません。

申し上げたいのは、日々の作業(ルーチンワークでも)を楽しめない人は、
大事つまり難しい状況に接した時に、いくら頑張っても、そこで踏み止まり
生き抜く知恵を見出せることは難しいということです。

朝の同僚や部下との他愛もない話を楽しむことで、人の気持ちがわかります。
お昼のうどんの葱の多い少ないで、野菜の価格変動が見えてきます。
面倒な報告書を書く度に、自分の語彙の少なさ、モノの知らなさに気付きます。

ストレスに悩む前に、置かれた境遇を嘆く前に、

日々の作業や生活を楽しむことをしてみては如何でしょうか

■ 喜びは、目の前に転がっている

でも、多くの人は、わかっていても出来ないと嘆かれると思います。

そこで、私事を一つお話をしたいと思います。

私は、サラリーマンをしていた時代に、部下からコンピューター付ブルドーザーと
呼ばれていました。

何があっても前へ進む、前向きに捉える、それが正しいと思っていました。

しかし、5年前のリーマンショックの時、経営者として最初で最大の壁に
ぶつかった時、それだけでは立ち行かないことを経験しました。

収入は無いのに毎月毎月何百万円のお金が出ていく、
三顧の礼を持って迎えた従業員に辞めて頂かなければ会社は立ち行かない。

取引先はリストラの嵐、お先は真っ暗、最後は自分の生命保険金で処理するしかないと、本気で思いました。

『 人はいつも前向きでいられる訳ではない 』

ということを、身を持って知りました。

そんな時です。ある夏の朝にゴミだしをしたのですが、その時に、
(それまで家事など手伝ったことなどなかったのですが)

朝日ってなんと清々しいんだろう、空気ってなんと美味しいんだろう
今日も生きている、生きてりゃ楽しいこともあるんだ、と感じたんです。

プライドや拘りが、目の前の喜び、つまり本当の姿を見えなくしていただけ

だと気づいたのです。

■ 『 日々是好日 』 

これは、中国の唐未から五代にかけて活躍された大禅匠、
雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師の言葉だそうです。

なんかヨイヨイになった老人の言葉のようですが、実に奥の深い言葉ですよね。

私はとても好きな言葉です。

そして、何かに悩んだときに、思い出すようにしている言葉です。

『 目前の現実が喜びであろうと、悲しみであろうと、
  些細な日々のことであろうが、ここ一番の大事であろうが、

  ただ今、この一瞬を精一杯に生きる。

  その一瞬一瞬の積み重ねが一日となれば、それは今までにない、
  素晴らしい一日となる。 』

という意味だそうですが、そんな難しいことを考えている訳ではなくて、

朝の空気は清々しいな、今日の朝ごはんはおいしいな、
同僚とだべりながら飲むコーヒーはやっぱりうまいな、
今日はパソコンの操作を一つ覚えたぞと、日々の些細な出来事を楽しむ。

失敗しても、何をやっても上手くいかなくても、
日々是好日、生きていればそのうち良いこともあると、それを楽しむ。

と心掛けています。

皆さんも目の前のことを楽しんでみませんか?

きっと人生を楽しく豊かにしてくれます。

以上

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